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GMailからOutlook.comへのメールデータ移行(とバックアップ)

google appsの無料サービスとgoogle MobileSyncサービスの新規受付が終了し、矢継ぎ早に囲い込みに入っているGoogleですが、案の定、端末をiPhone 5sに変更したらそれまで受信出来ていたGMailのpush通知ができなくなりました。

そこで騒いでも仕方ないのでこれをいい機会とExchange ActiveSync (EAS)の御本家であるMicrosoftのOutlook.comへの移行を行いました。幸いというか、元々メールアドレスは自前ドメインで割り当てていたので手間さえ気にしなければ移行自体は問題ありません。

基本的な手順はこう。
(1) ローカル環境にメール送受信環境を構築。
(2) GMailで溜め込んでいたメールをIMAP4で取り込む。
(3) DNS設定をメールの受信先を自前サーバとなるように変更。
(4) 取りこぼしがない様に再度GMailからローカル環境に取り込む。
(5) Outlook.comアカウントにドメインを割り当てる。
(6) ローカル環境からOutlook.comアカウントへIMAP4で送り込む。
(7) 完了!

メールサーバの構築方法とかOutlook.comにドメインを割り当てる方法はいろいろなところで詳しく説明されているので今回は省略しますが、GMailから他のサーバへの移行での最大の問題は『多すぎるメールをフォルダ構成を保ったままどうやってコピーするか』。
なにしろ大量のメールを削除しないで溜め込みまくった結果、数十万通のメールが入っています。これをよくあるMozilla Thunderbirdでメールを一括選択してフォルダ単位でコピーとかやってたら日が暮れて日が昇って又日が暮れてを何回繰り返しても終わりません。それ以前にフォルダ内の大量のメールにThunderbirdが根を上げて固まります。
ということで、困った時のports collectionを漁りまくった結果、たどり着いたのがmail/imapsyncを使う方法。

まずはいつもの様にjail環境を構築してそこでmail/imapsyncをmake install clean。
なぜjailで分けるかは、imapsyncの依存関係で悩みたくなかったから。
そして、いよいよGMailデータの取り込み。
いきなりは怖いので実際の取り込みを行わない”–dry”をつけて動作の確認。

もちろん3行目と5行目のアカウント名とパスワードはそれぞれ適切なものにしておく。
OKならログを取りつつ実行。時間がかかるので実行はサーバのコンソールから行うか、バックグラウンドで投げる様にする。

監視はログファイルをtail -fで。
…約1週間かかりましたよ。

そして、Outlook.com側に環境が出来たら今度はアップロード。
これも同様にimapsyncでテスト。

GMailとOutlook.comはどちらもドメインを割り当て直しているので実のところユーザ名は同じ。
パスワードはもちろん新たに設定し直しましたので別。
これもOKならログを取る様にして”–dry”を外して実行。
……1ヶ月かかりましたよ。時間はかかっても作業はサーバがコツコツとやってくれたので特に面倒というわけではなかったのですが。

ちなみにせっかく取ったローカルへのデータは消さずに残し、適当な間隔でimapsyncをローカル環境向けに実行させるとそのままバックアップになります。

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